メニエール病の疑いと診断されるまで|激しいめまいで耳鼻科へ行ったら

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メニエール病の疑い
テレビを見ていたら今まで体験したことのないような激しいめまいが! 寝不足かなぁとも思いつつも、ちょっと気になったので耳鼻科へ行ってきました。 すると、あれやこれや検査をして「メニエール病の疑い」と診断されることに…。 検査内容や診察料、処方される薬などについてまとめてみました。

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メニエール病の疑いと診断されるまで

そもそも「メニエール病」とは

テレビで芸能人の方が公表されていたりでなんとなく名前は知っていた「メニエール病」。 でもどんな病気かは詳しく知らなかったので、調べてみました。

メニエール病(メニエールびょう、英語: Ménière’s disease)は、激しい回転性のめまいと難聴・耳鳴り・耳閉感の4症状が同時に重なる症状を繰り返す内耳の疾患である。厚生労働省の特定疾患に指定されているが、特定疾患治療研究事業の対象ではない。
疾病名はフランスの医師プロスペル・メニエール(英語版)が1861年に初めてめまいの原因の一つに内耳性のものがあることを報告したことに由来している。
Wikipediaより

簡単に言うと「めまい・耳鳴り・難聴が繰り返す」病気みたいですね。 確かに体験したことのない激しい回転性のめまい、ありました。 まるで遊園地のメリーゴーランドを100倍速くしたみたいな…。

ある日突然起こった激しいめまい

あるとき、テレビを見てのほほんとしていたら、貧血みたいなフワフワとした感覚があり、「あれ?貧血かな…」と思っていたらすぐに激しいめまいに襲われました。 視界が反時計回りにまわり続けて、座っていることもできずその場へ倒れこみました。 目をつぶってもめまいは収まらず、どんどん気持ち悪くなってきて(あれ?これもしかしてヤバイやつ?)と思いつつも、スマホを操作することもできず…。 30分くらいその場でうずくまっていました。

目を開けても目を閉じても目が回り、吐き気もピーク! その場で吐くのだけはなんとしても避けたかった(片づけたくない…)ので、床を這ってトイレへ行き、間一髪で朝食べたものを勢いよくリバースしました。

吐くものがなくなっても吐き気は収まりませんが、とりあえず盛大に吐く危険性は減ったと思い再び床を這って部屋へ…家に一人でしたが、この光景は壮絶すぎて今想像してもちょっと笑えます(笑) 目をつぶって頭を動かさずひたすらじっとしていました。 というより、ほとんど何もできなかったに近いと言うのが正しいかも。

2時間ほど経ったところでようやく目を開けて座ることができました。 めまいはまだあるけど何とか動ける状態。 そこから4時間くらい気絶するように眠り、起きたときにはめまいは完全に良くなっていました。

一週間後に耳鼻科を受診

寝不足だったのと、目が疲れていたような気がしたのもあって、「まぁ疲れが出たのかな」くらいに思っていましたが、あの激しいめまいが起こってからどうも体が疲れやすく、痛み止めを飲んでも頭痛が収まらなかったのもあって、一週間後に近所の耳鼻科を受診しました。

先生にめまいが起こったことを説明すると、以下のことを聞かれました。

・どんな状況の時に起きたか → テレビを見ていた時
・激しいめまいはどのくらい続いたか → 2時間程度
・吐き気・耳鳴り・耳が詰まった感じはあったか → 吐き気はあり・耳鳴りと耳のつまりはなし
・今もめまいはあるか → 疲れてくるとちょっとフワフワするような気がするレベル
・激しいめまいは今回が初めてか → はじめて

その後、少し検査をしましょう、と言われいくつかの検査をしました。

メニエール病の疑いと診断された検査内容

1. 聴力検査

人間ドッグなどで受ける聴力検査です。 防音室に入ってイヤホンから音が聞こえたら手元のボタンを押しました。 普通のイヤホンと、耳の後ろの骨に音を響かせて聞く検査をしました。 所要時間は5分くらい。

左耳の低音域が少し聞こえづらくなっていると言われました。実感は全くなかったです。

2. チンパノメトリー

鼓膜の動きを調べる検査、だそうです。 耳の中に耳の穴と同じくらいの大きさのゴムのノズルを入れて圧力をかけられました。 これが結構痛かった! 左耳がうまく測れずに10回近くやり直したので耳の中がじんじんしました…。 一言でいうと高いところに登って耳が詰まる感じの最強版です。 時間はすんなり測れれば両耳で1分もないくらいです。

結果は両耳ともに問題なし。

3. 平衡機能検査(標準検査)

その場に立って、両手を前に伸ばして(手のひらを上に向けて前ならえの状態)目をつぶって50回足踏みをしました。 よろけたら恥ずかしいなぁと思いながら必死に足踏みして目を開けると、お医者さんと看護師さんが倒れてもいいように両手を広げて見守っていてくれていました(笑) 優しさを感じる検査です。 

そのあと、まっすぐひかれたラインに沿って平均台の上を歩くように3メートルくらい歩きました。トータルで2~3分くらいかな?
これも結果問題なしです。

3. 平衡機能検査(頭位及び頭位変換眼振検査・赤外線カメラ)

真っ暗な大きめのゴーグルのようなものをはめて、目の動きを見る検査です。 顔を横に振ったり、座っている状態から横になったり、横を向いたりといくつかの動きがありました。 何枚も写真や動画を撮り、黒目が揺れていないかを見るそうです。 3分くらい。

アップになった自分の目、怖かった… 結果、めまいが収まっていることもあり眼振はありませんでした。

3. 平衡機能検査(重心動揺系)

平らな板の上に裸足で乗り、目を開けて1分、目をつぶって1分立ち続ける検査です。目を開けていたら平気なのに、目をつぶると途端にふらふらしそうになるのってなんでなんですかね?(笑) これも看護師さんが倒れてもいいように両手を広げてスタンバイしてくれていました。 かかった時間は2分。

結果は問題なし。

診断は「メニエール病の疑い」でした

検査結果とめまいの様子から、「メニエール病の疑いがありますね。」と言われました。 疲れとか過労とか貧血かと思っていたので、ちょっとびっくりしました。
今回の私の症状で「メニエール病の疑い」の診断のポイントは、

・めまいの持続時間 → 30分~2時間程度のことが多い
・難聴 → 低い音が聞こえづらくなることが多い
・吐き気

なんだそうです。 

ちなみに、メニエール病は「繰り返す」ことが診断のポイントの一つになっているため、今回が初めてのめまいということで「疑い」なんだとか。 激しいめまいの発作が繰り返し、ほかの病気の可能性が除外されると「メニエール病」と診断されますが、診断には時間がかかるのと、いろいろ考えるとストレスになるので「そうなんだー」くらいで頭の隅にでも置いといてくださいねーと言われました。

メニエール病はストレスや疲労、寝不足などが原因になることが多いらしく、なんかすごいストレスを感じることとかありましたか?と何度も聞かれましたが思い当たるふしはなし…ちょっと寝不足かなーくらいでしたが、もともと不規則な生活なのでそこまで疲れている実感はありませんでした。

そして、似たような症状が起こる病気もあるので、他の病気ではないか念のため脳のMRIも撮ってみましょう、と言われました。 同じような激しいめまいが起こったらすぐに来てね、と言われ診察は終了。

お会計はちょっとお高め?

お会計は 5,590円 でした。(3割負担・初診です。) 内訳は以下に。

・初診料 282点
・医学管理料 250点(MRIを撮る病院への紹介状的なものです)
・検査 1,260点
・投薬 71点

メニエール病の疑いで処方された薬

・イソソルビド内用液70%分包30ml 朝昼晩 毎食後1包
<めまいを改善・眼圧を下げる・尿の出をよくする・脳内の圧を下げる>
透明な液体のお薬です。 めちゃくちゃ甘くて、めちゃくちゃ苦い。 お酒のリキュールの強烈な感じですが、飲んでいるとクセになってきます。

・ベタヒスチンメシル酸塩錠6㎎ 朝昼晩 毎食後2錠
<めまいを改善する>
白い錠剤のお薬です。味は特になし。

・アデホスコーワ錠10% 朝昼晩 毎食後1包
<血流をよくする>
白い粉のお薬です。 これも味はなし。 最初「アホデス」に見えた。

・メコバラミン錠「トーワ」0.5㎎ 朝昼晩 毎食後1錠
<ビタミンB12を補う>
赤いパッケージに入った白い錠剤のお薬です。 直射日光などに当てちゃうと成分が変わってしまう恐れがあるから気を付けてねと言われました。

・ドンペリドン錠10㎎ 気持ち悪い時に1錠
<胃腸の働きを整える・吐き気や胸やけを和らげる>
ありがたいことにめまいも吐き気もひどいのはなかったので飲みませんでした。 白い錠剤です。 名前がかっこいい。

5日分でお薬代は 1,310円 でした。

脳のMRIも受けたよ!

後日、脳に異常がないかMRIを受けてきました。 それはそれで面白かったので、別で記事にします。 結果は異状なしでした。

追記:MRIについての記事をアップしました。

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おわりに

5日後再び診察し、まだ聴力が良くなってないようなので、今現在引き続き薬を飲んでいます。 もうあの激しいめまいの発作は起きてほしくない!! 外出先で起きたらどうしよう!! と最初は怖かったのですが、今は薬のおかげか日に日にフワフワ感が改善されて恐怖心も収まってきました。 低い音が聞こえづらくなっている結果を見てもいまいち実感としてなく、耳鼻科へ行っていなかったらわからなかったなぁと思います。 もし急な激しいめまいが起こったら、放置せずにまず病院へ行くことをオススメします。

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